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忍者土産専門店 伊賀の京丸屋

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猫忍者香炉/NEKO NINJA INCENSE CHAMBER

2023-04-19 14:37:19

【伊賀伝統工芸品「伊賀焼」と伊賀の京丸屋のコラボレーション】

伊賀焼で作られた猫忍者の香炉は、お香を焚くと、背中の穴から煙が優しく現れます。ゆらゆらと煙に包まれたその姿は、まるで忍術を唱えているように見えます。

忍者も精神統一に使っていたとされているお香。
伊賀は忍者の聖地でもあり、伊賀焼の産地です。
今回、こちらの撮影は京都のNINJA DOJO and STOREさんで撮影をさせて頂きました。

こちらのオーナーの伊蔵さんは伊賀出身(しかも伊賀焼の丸柱地方出身)で、現在は京都で外国人観光客を中心とした忍者道場を開いております。

伊賀の京丸屋独自のものづくりとして、忍者と焼き物を組み合わせた新商品「猫忍者香炉」の構想から始まり、相談したのが光月窯の大平誠さんでした。

光月窯は丸柱にある焼き物工房で、ご家族でいつもフル回転で物作りをされております。大平さんは、元々は大阪でお仕事をされていましたが、家業を継ぐために伊賀へ戻ってきました。

我々は年も近く、伊賀へ移住したタイミングと大平さんが戻られたタイミングも近かったこともあり、以前から親交がありました。

製作のミーティングを重ね、猫忍者香炉は鋳込みという手法で作ることに決定しました。しかし、鋳込みは伊賀ではあまり行われない手法のため、かなり試行錯誤を繰り返して頂きました。

彼の職人としてのパワーを感じながら、安心して任せることができました。

猫忍者の原型となる制作もご紹介できればと思います。
猫忍者の焼き物の原型は、伊賀焼きの作家さん吉村尚子さんに手伝って頂き、完成することができました。
陶芸は学生の時に実習で少し触った程度で、道具の使い方も何もかも手探りな中、「絵を描くように作るだけ」という激ムズなヒントのみで開始したのを今でも覚えています。

3日間、吉村先生のアトリエに一方的に押しかけ、1日7時間以上は猫忍者の土人形と睨めっこしていたと思います。

土を削る、足す、磨く、をひたすら繰り返しました。

絵を描くように作るという意味も、最初に輪郭となる分量(質量)を決めて、細かく描き込んでいくイメージはデッサンに近い感覚かもしれないと2日目あたりで思うことができました。
さまざまな角度から見て絵になるものも、確かにそうだろうと思います。

答えはまだ分かりませんが、とても楽しく、あっという間に日が暮れていきました。

とはいえ、一人で完成させるこはもちろんできず、先生にもかなり手伝って頂き、完成することができました。

みなさんご協力ありがとうございました。

猫忍者香炉は白と黒の2色展開です。
忍者も精神統一に使っていたとされているお香を生活に取り入れてリラックスしてみてはいかがでしょうか。

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